アリスつながりということで、吾妻ひでお作『ときめきアリス』のご紹介です。
80年代前半にアクションに掲載された作品です。
新品売ってないようなので…読むとしたら中古で探してください。
80年代初頭のギャグ漫画の歴史をそこまで詳しく把握してるわけではないんですが
勿論リアルタイムで読んでるわけではないし。
不条理ギャグとよばれる、漫画の走りとなっている作品であることは間違いないです。
石川じゅんさんとか…後の相原こーじ。吉田戦車につながってく。
吾妻ひでおは、最近では自身の失踪体験を描いた失踪日記で注目されたようですが、
70年代後半から80年代前半のSF不条理ギャグにこそ真価があると思います。
失踪日記も面白いけれども。
本作品では、アリスは最初は鏡の向こう側(あっち側)にいて、こっちの世界にやってくる逆転現象に始まり、アリスのやってくるこちらの世界(描かれるのはこちらの世界)がアリスによってかどうかしらないけど…歪んでしまって、不条理な事態がまきおこる様子をエロ満載でお贈りする小品集。吾妻パラレルワールド全開です。吾妻の世界観を楽しめない場合、一つも面白くないという。
強烈。是非読んでもらいたいけど、漫画喫茶にも多分無いと思うので…
読みたい人、声掛けてください。どうぞよろしく。
同じアリスでも、昨日のアリスにお願いからだいぶ遠いな…
この漫画においてエロは重要な要素ですけど、エロ期待しちゃだめです。エロのベクトルがまるですっとうきょうですので。
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