2010年10月19日火曜日

おーい!竜馬 武田 鉄矢 (作), 小山 ゆう (画)

龍つながり最後ということで…、大河ドラマで盛り上がっている坂本竜馬をとりあつかった漫画。おーい竜馬を紹介します。

坂本龍馬に関しては、司馬遼太郎の竜馬がゆくという小説が坂本竜馬人気のきっかけになったと言われてまして、司馬さんの龍馬を参考にしたものが多い中…

このおーい竜馬では、それに反するがごとく大胆な竜馬解釈を行ってます。

司馬竜馬が竜馬が剣術修行に江戸に出向く場面から始まる(竜馬青年期)のに対し、
武田小山竜馬は生まれるところから、子供時代(劣等生時代)を大胆に描きます。

幼馴染である(後の同士、武市と以蔵)との友情。初恋。天狗退治に行き、異人と出会うエピソード。母との別れ。土佐の上士と下士。などなど、子供時代竜馬が後に天にかけのぼるが如く活躍する下地を小山ゆうさんが丁寧に感動的に描いてます。
※青年部では竜馬の初体験も描かれる

原作の武田鉄矢さんの話では、当初子供時代しか描く予定が無かったため、大胆な解釈を行って史実無視で(ぎりぎり許される範囲じゃないかというレベル)描いたそうです。

漫画自体に人気があったため、子供から青年部そして激動期まで描くことになるこの漫画ですが…
この大胆に解釈した子供時代があることで、青年部・激動期に他の龍馬作品にはない魅力が溢れています。

他にも、竜馬が子供時代に出会った異人・ジョンエリック(ジョンレノンとエリッククラプトンからとった完全なるフィクション)と一緒に脱藩後上海に行くエピソードなど、既存の龍馬ものではありえないエピソードが竜馬という未知の人物を際立たせます。

フィクションは多いですけれど、なんとなく幕末の状況と竜馬の状況を知り、なおかつ号泣できる漫画なので、幕末に興味のある方は是非読んでもらいたい逸品です。

さらにしつこく幕末に入ってきたい方は、大好きな漫画、みなもと太郎著、「風雲児たち」を是非。


補足します。

武田鉄矢といえばプロゴルファー織部金次郎も原作ですね。これは別物と考えましょう。別物です。梶原一騎もちばてつやが居たからあしたのジョーが書けたわけです。それと一緒です。
小山ゆうという稀代の漫画家とチームを組んだことが最良の結果をもたらしたようで…おーい竜馬は傑作です。

全然関係ないですけど…
僕の某友人ヒロポンから、一番好きな映画は「武田鉄矢主演の刑事物語・くろしおの詩」だ!と打ち明けられたことがあり感動したことがあります。武田鉄矢が刑事の潜入捜査でやくざの家に居候して、ハンガーをヌンチャクのように振り回して敵対組織と戦う(ゴルフクラブも使う)そんな映画を一番にあげるなんて…なんて勇気があるんだ。普通恥ずかしくて言えないよと。

くろしおの詩は高知県が舞台です。最後に武田鉄矢が竜馬像に向かって話しかけるシーンもあるので、本当に暇で暇でどうしようもない方見てみてください。どうでもいいですが刑事物語やまびこの詩では、鈴木保奈美が変なダンス踊ってるので、こちらも見るといいと思います。

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