2010年10月10日日曜日

愛と誠 梶原一騎 ながやす巧

過剰な愛つながりということで、梶原一騎作ながやす巧画、『愛と誠』の紹介です。

早乙女愛の愛。
太賀誠の愛。
岩清水弘の愛。

青春とはなんだ!
愛とはなんだ!

答えを知りたい人。

その答えはすべてこの漫画の中に含まれている。

岩清水は言う。何度も言う。しつこいくらいに言うぞ。
「早乙女君。君の為なら死ねる」

早乙女愛は戦う。誠のために、真剣をも恐れない。愛を貫き通すため戦う。ただ愛する。それが早乙女愛。

太雅誠はひねくれる。ただひたすらひねくれる。ひねくれものだぞ太雅誠

愛と誠冒頭の引用文をここにも引用しよう。

愛は平和ではない

愛は戦いである

武器のかわりが
誠実であるだけで

それは地上における
もっともはげしい きびしい

みずからをすてて

かからねばならない
戦いである

わが子よ

このことを
覚えておきなさい

(ネール元インド首相の娘への手紙)

そしてこれだけは言っておかねばならない。

愛と誠が少年マガジン連載中の1970年当時だって、こんな格好した不良はいない。
最高!

0 件のコメント:

コメントを投稿