☆ドカベン 著：水島新司
1972年～1981年週刊少年チャンピオンにて連載。
畳屋の大飯食らい山田太郎が、柔道やったり、時には空手使いと戦ったり…
最終的には凄い仲間とともに、甲子園で大活躍するお話。
主役としては地味なキャラクター設定。スポーツ漫画（梶原的）の典型を打ち破った水島新司を代表する作品。
脇役にも悪球打ちの岩鬼。小さな巨人里中。秘打殿馬などバリエーションに富んだ派手な面々を従えて、一度読み始めると、麻薬のようにはまってしまうが、読み終えた後、さしたる感想をもうまない傑作。
畳つながりということで漫画読書会第一回のテーマに決定！
☆ガラスの仮面 著：美内すずえ
天才少女北島マヤが演技を通じて、成長する少女漫画の傑作。
花とゆめに1976年から連載。未だ終わりは見えない。
何はともあれ一度読みだすと、先が読みたくて仕方なくなる、麻薬的漫画。
ライバルの存在。
たび重なる嫌がらせ。
恋。
憧れ。
紫のバラ。
そして女優としての覚醒。
読まずに死ねない空前の傑作漫画。
どの部分も面白いが、マヤが芸能界から干されている時の一人芝居は特におすすめ。
文庫で言うと12巻位からかな。
